会いに行く心のメンテナンス
「起きたこと」
ひとりで子供と元妻に会いに向かっている。
仕事の時と同じ感覚の旅行だな。不安で仕方ない。
乗り継ぎ便のカウンターの人に聞くのに、声もはっきり出せない。ビビりながら空港内で道を探している。
子供に会うことは楽しみだが、すでに子供との将来の関係を心配している。将来、子供に離婚した事を恨まれるかとか、自分が自分の親にしている様に子供に恨まれ続けるのかとか。
疲れた。本当に疲れた。
もう旅行もいいや、旅行だけで疲れるし、新しい事が無い、違う世界に行っても同じだ。結局どこにいても自分自身の心次第ということは是迄の経験で嫌という程知っている。
私は待ってるだけ、与えられるのを待ってるだけ。与えられた事が上手くいかないと他人や社会に原因を求め、そして自分自身の内蔵を痛めつける。
もう嫌だね、ひとりで何ができるんだろうね。何をしても楽しくないね、楽しくないと周りの人も楽しく無さそうになるね、それを感じると辛いね。
乗り継ぎの飛行機に乗り遅れそうになった。ノンビリして早めに行かなかった。ラウンジに一人だけ残っている事に気づかず乗り遅れそうだった。
神経が行きたくないと言っていると感じる。緊張する人に会わなければならない時と同じだ。無意識下で身体が進むことを拒む。
飛行機のなかでも自分を責める、とにかく責める。
生まれてから笑ったことは一度も無い、酒を飲んだ時だけ、
生まれてきた意味などない、同じことを繰り返すだけ、ただ繰り返すだけ。
無理しない、壊れてしまうなら離れたら良い
子供に辛い思いさせないように、それだけが父親としての責任。
自分の人生で一つだけ価値があり楽しいことは子供が生まれてくれたことだね
その事には本当に意義がある、楽しいことだね。
「心が沈み込むのは?」
自分で決めて自分で責任をとる意識が低い。だから関与できない他人の感情や行動に右往左往して身体が動かなくなる。
「何が出来る?」
ゆっくり進む。
ゆっくり進む為に、失敗する事を前提に、事前事前に準備する。
失敗したらそこからもう一度ゆっくり進み直す。
諦めない。
自分の責任に感じるには何ができるだろう。
我慢するだけでなく前向きに改善を。